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接客で正しい日本語を使えていますか?

ファーストフード店やコンビニなどでは、若いアルバイト店員や学生アルバイトがメインで接客する状況が増えています。そんなアルバイトたちが、とりあえず、客を不快にさせないために使うのが、「バイト敬語」です。ファミリーレストランやコンビニエンスストアの頭文字を取って、別名「ファミコン敬語」と呼ばれることもあります。
現在、このバイト敬語がその現場だけでなく世間一般でも正しい日本語かのように使われることが増えました。ここからは間違ったバイト敬語と正しい言葉づかいをセットでいくつか紹介していきます。

「よろしかった」という過去形は間違いで、正しくは「よろしいでしょうか?」です。

「お箸のほうはいくつお持ちしましょうか?」これが間違いです。正しくは「お箸はいくつお持ちいたしましょうか?」となります。
「ほう」という言葉には、「方角や方向を表すとき」「何個か選択肢があるなかでの一つ」「話題になっているものをぼやかす」の3つの使い方が存在します。
この場合、「お箸がいくつ要るのか」を確認しているので、最後の使い方である「ぼやかす」必要は全くありません。

「2500円になります」は間違いで、正しい日本語は「2500円でございます」です。
「なります」は「何かから何かに変化する」という意味があります。「計算した結果が1200円です」という過程を経ての結果の意味を捉えることもできるかもしれませんが、「です」と同じ意味で「なります」が使われているので、必要のない言葉ということです。

よく耳にする「7000円からお預かり致します」という言い回しは間違い。「7000円をお預かり致します」が正しい言い方です。
「から」という言葉は「〜から〜まで」という始点を表したり、「〜だから」という意味合いで使われたりするものです。

正しい表現は「お召し上がりになりますか?」ですが、どうやら「お召し上がりですか?」には「(店内)でお召し上がりですか?」という意味合いも含まれているようです。

「1時間ほどお待ちいただく形になります」という誤用があります。待たせるという相手にとって都合の悪い事情を伝えるにあたって、「お待ちいただくことになります」という直接的な表現ではなく、濁そうとして間接的な表現を選んだことによる誤用ではないかと思われます。「1時間ほどお待ちいただきます。よろしいでしょうか?」といった表現になります。

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